ふうかかじん4

独学者のための易経解説
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風火家人 四爻

ふうかかじん よんこう
まずは、やさしい解説から
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〈爻辞〉
「家を富ます。大吉」
〈読み方〉
いえをとます。だいきち。

<爻辞の意味>
「家に富をもたらす。大いに吉」

「風火家人」の卦は「一家の人」について説かれた卦です。

そんな中この四爻は、二爻同様、妻を表す爻です。

二爻の妻は、家の台所仕事を専らにする柔順な妻なので、家がよく整い吉でした。

この四爻の妻も、夫に対し柔順であることには変わりませんが、自らも家を富ませる力を持っています。

一説には、二爻の夫が三爻。この四爻の夫が五爻とされ、四・五爻の夫婦のほうが、二・三爻の夫婦より格が上だと言われています。





「占った事柄」と「上記の説明」を、スライドガラスを2枚重ね合わせるようにして解釈してみて下さい。

また、下へスクロールすると
「加藤大岳述 易学大講座」の要約もお読みになれますので、ぜひ理解を深めてください。





加藤大岳述 風火家人 四爻

<説明の要点>

二爻が柔順中正で、家人において最も尚ぶ女の貞なるものに当たっていたように、この四爻もまた、陰をもって陰位にいるので女の貞と言えますが、二爻は五爻と相応じて家を有つ閨室(けいしつ=妻・ねや)の如きであったのに対し、四爻は五爻と比し、巽がって(したがって)その働きを助ける家政の道に当たる爻と言えるでしょう。

二爻は内にあり、四爻は外にあるばかりでなく、二爻は厨房の離火の主であったのに、四爻は利にさとい巽風の主となっています。

これが同じく女の貞なるものにしても、二爻は中饋にあって吉を得、この四爻は家を富まして吉を得るという違いが生ずるのです。

加藤大岳述 易学大講座 現代語要訳)


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