すいちひ4

独学者のための易経解説
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水地比 四爻

すいちひ よんこう
まずは、やさしい解説から

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<爻辞>
「外、之に比す。貞吉」

<読み方>
そと、これにひす。ていきち。

<爻辞の意味>
「すぐ近くにいる正しい相手に、親しくする。そのようにしていれば吉である」

親しむこと、助け合うことを説いたこの水地比の卦(か)において、この四爻には、すぐ近くに正しい・親しむべき相手がいるのです。

ですのでこの四爻は、自然にその正しい相手と親しくすることができ、吉を得られます。





「占った事柄」と「上記の説明」を、スライドガラスを2枚重ね合わせるようにして解釈してみて下さい。

また、下へスクロールすると
「加藤大岳述 易学大講座」の要約もお読みになれますので、ぜひ理解を深めてください。





加藤大岳述 水地比 四爻

<説明の要点>

「外」とは、五爻を指しています。

四爻が内で、五爻が外になります。

そして、この両者は最も関係の近しい、比爻関係となっています。

それで、五爻は剛健中正で賢明な主人ですが、四爻に対しては他の爻に比べ特別な情をかけます。

一陽が五陰に比親するのですが、五陰の中でも二爻と四爻は特に親しみの情が濃いのです。

そして「遠くの親戚より近くの他人」というように、正応である二爻よりも、なおこの四爻のほうが親しいのです。

ゆえに「外より、これに比す」で、四爻が五爻に親しもうとするよりも更に切に、五爻の方から手を差し出して迎える…そういった意味です。

それから「貞吉」の意味するところは、四爻はそういった場合、固く比の道を守っていけば吉を得られるということですが、特に戒めているのは、親しくすれば心なずんで礼を欠きやすいことです。

この四爻が陰位に陰でいて、その位が正しいように、たとえ五爻から寵愛を受けても正道を失ってはいけない…君に親しくするのということは、つまり従うことである、と言っています。

加藤大岳述 易学大講座 現代語要訳)



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