てんざんとん初

独学者のための易経解説
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天山遯 初爻

てんざんとん しょこう
まずは、やさしい解説から

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<爻辞>
「遯尾厲うし。往く攸あるに用うる勿れ」

<読み方>
とんび あやうし。いくところ あるに もちうるなかれ。

<爻辞の意味>
「逃げ遅れて危うい。じっとしているべきだ」

「天山遯」とは「良からぬものから退き逃げる」ことについて説かれた卦(か)です。

そんな中この初爻は、最も逃げ遅れてしまった者です。

今さら動き出せば、かえって危ない……もう、じっとしていた方が良いと言っています。





「占った事柄」と「上記の説明」を、スライドガラスを2枚重ね合わせるようにして解釈してみて下さい。

また、下へスクロールすると
「加藤大岳述 易学大講座」の要約もお読みになれますので、ぜひ理解を深めてください。





加藤大岳述 天山遯 初爻

<説明の要点>

この遯れる(のがれる)卦において、上爻が頭のほうであり、逃げる方向です。

そしてこの初爻は逃げる方向に対し最後尾であり、逃げ遅れています。

そのことを「遯尾あやうし」と言っています。

そして、これから進めば、かえって災いを受けるが、進みさえしなかったら、逃げ遅れているので危険は危険だが難を逃れることができます。

それを「往く攸あるに用うる勿れ」と言っています。

加藤大岳述 易学大講座 現代語要訳)


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