てんざんとん上

独学者のための易経解説
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天山遯 上爻

てんざんとん じょうこう
まずは、やさしい解説から

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<爻辞>   
「肥かに遯る。利ろしからざるなし」

<読み方> 
ゆたかに のがる。よろしからざるなし。

<爻辞の意味>
「ゆたかに退き逃げる。大変よろしい」

「天山遯」とは「良からぬものから退き逃げる」ことについて説かれた卦(か)です。

そんな中この上爻は、悠々と余裕をもって退き逃げ去ることができます。

そのようであれば大変よろしいと言っています。





「占った事柄」と「上記の説明」を、スライドガラスを2枚重ね合わせるようにして解釈してみて下さい。

また、下へスクロールすると
「加藤大岳述 易学大講座」の要約もお読みになれますので、ぜひ理解を深めてください。





加藤大岳述 天山遯 上爻

<説明の要点>

この上爻は、位置から言えば最も遠いということになります。

また、親兄弟のように断ち難いものがあるかといえば、応爻も比爻もないわけですから思い煩うものがまったくありません。

ですから、速やかに逃げるべき、遠くへ逃げるべきという遯の時によろしきを得るのは言うまでもありません。

それが、「肥かに遯る」です。

「肥」は、肥えて裕かなこと、余裕綽々であることです。

加藤大岳述 易学大講座 現代語要訳)


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