易経入門 陰陽印と八卦(はっか)

独学者のための易経解説
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易占い入門 3
陰陽の印と八卦(はっか)

1、「陰陽印」について

易経の内容は、陰と陽の組み合わせで成り立っています。

その際、陰と陽それぞれに用いる「印」があります。

陰の印は ━  ━

陽の印は ━━━

このように記します。

とてもシンプルですね。

印のお話は、一旦これでおしまいです。

あとでまた出てきます。



2、「八卦(はっか)」について

そして次に、易経には「八卦(はっか)」というものがあり、この「八卦」の組み合わせにより色々な暗示ができています。

《 八卦の一覧と読み方 》

右側に記した「天」や「火」というのは、正象(せいしょう)と言います。

「乾」は、イコール「天」。

以降、同様に「兌」は、イコール「沢」と理解して下さい。

初めは堅苦しく、むずかしいように感じるかもしれませんが、このあたりは色々と占ったりしているうちに、自然と覚えてしまうところです。

そして次に、これらの八卦(はっか)を陰陽印で書くとどうなるか…?
下記のようになります。

乾 けん(天)

━━━
━━━
━━━


兌 だ(沢)

━  ━
━━━
━━━


離 り(火)

━━━
━  ━
━━━


震 しん(雷)

━  ━
━  ━
━━━


巽 そん(風)

━━━
━━━
━  ━


坎 かん(水)

━  ━
━━━
━  ━


艮 ごん(山)

━━━
━  ━
━  ━


坤 こん(地)

━  ━
━  ━
━  ━


と、このようになります。

全部「陽」なのが「乾(天)」であり、全部「陰」なのが「坤(地)」であるのが解りますね。

その他のものは、陰と陽がミックスしてできています。

一つ前の「実際に占ってみましょう」のページで、占いの手順はもうお解りですね?

その際、天が暗示されたらノートに「天」とそのまま漢字で書き、
二回目の筮操作(ぜいそうさ)で「火」と暗示されたら、やはりそのまま「火」と記しました。

初めのうちはそれでも良いのですが、段々に色々なことを考えながら解釈するようになってくると、
この陰陽印で書かないと、かえって解りづらくなってくるのです。

初めのうちは、どちらでも良いですが、行く行くはこのように書くのだということを、頭の隅に入れておいてください。

実際に占ってみましょう」のページの例ですと、初めに「火」が暗示されたので、

━━━
━  ━
━━━

と書きますね。

そして次に「天」の暗示でしたので、先ほどの「火」の上に記します。

すると、このようになりますね。

━━━
━━━
━━━
━━━
━  ━
━━━

そして更に、3回目の筮操作で「五爻(ごこう)」を得ました。

これは、どのように記せば良いのでしょうか?

実は易経には下記のように、「爻(こう)」の場所が決まっています。

━━━ 上爻(じょうこう)
━  ━ 五爻(ごこう)
━━━ 四爻(よんこう)
━━━ 三爻(さんこう)
━━━ 二爻(にこう)
━━━ 初爻(しょこう)

これは定位置ですから、どんな場合でも変わることはありません。

先ほどの例に戻りますと、「五爻」を暗示されたので、下のように五爻の場所に印をつけます。

━━━
━━━〇
━━━
━━━
━  ━
━━━

これで出来上がりです。

この表示が「天火同人 五爻(てんかどうじん ごこう)」を表しています。


では、確認問題です。

問題1

占いをして、1回目の筮操作で8本ずつ数えていったら、8本ちょうどで割り切れました。
(占いのやり方が分らない方は、ひとつ前の「実際に占ってみましょう」のページへ戻って下さい)

2回目の筮操作では、余りが2本。

3回目の筮操作で、6本ずつ分けていったら4本残りました。

これは、どんな暗示となりますか?

さらに、それを陰陽印で書くと、どうなりますか?

答えは、下にあります。



答え:「沢地萃 四爻(たくちすい よんこう)」

━  ━
━━━
━━━〇
━  ━
━  ━
━  ━



問題2

占いをして、1回目の筮操作で5本、残りました。

2回目の残りも5本。

3回目は、6本ずつ分けていったとろ6で割り切れ、余りはゼロでした。

これは、どんな暗示ですか?

さらに、その暗示を陰陽印で書くと、どうなりますか?

答えは、下にあります。



答え:「巽為風 上爻(そんいふう じょうこう)」

━━━〇
━━━
━  ━
━━━
━━━
━  ━

できましたでしょうか?

もし、この問題が解らなかったら、「実際に占ってみましょう」のページと、このページをもう一度、読んでみましょう。


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