こちらの「易経独学サイト」は、知識ゼロの方が、深い易経解釈を用いて色々なことを占えるようになるためのネット講座です。
サイトの利用方法
これから初めて易経を学ぶ方、あるいはまだ易経を学び始めたばかりという方は、まず「易の基本」のページをお読みになってから、他のページへお進みください。
下記のような内容を目安に現在、少しずつ作成しております。
※ とりあえず「これを知っていないと六十四卦の解説が読めない」という基本知識をなるべく解りやすく記載する予定です。
こちらの六十四卦・三百八十四爻の解説は、昭和の易聖・加藤大岳先生の実際の御講義を、当時のお弟子さんらの手によって「易学大講座」という全8巻にもわたる書物に書き起こされたものです。
「易学大講座」は、易を学ぶ者にとって、とても素晴らしい書物です。
しかし60年以上も前に出版された本であるため、漢和辞典を引きながらでないと読み進められないという難点もあります。
こちらのサイト内のページでは、その主要部分について現代語に直してご紹介していますので、原文に比べ、はるかに読みやすいはずです。
易の基本を大体おさえている方でしたら読み進めることができ、大変勉強になりますので、ぜひご覧ください。
もし、初めてお読みになる場合、今ひとつ何を言っているのか解らなくとも、一度全部、乾為天から火水未済まで(六十四卦と三百八十四爻)をお読みになって、もう一度、乾為天に戻ってきた時には、今度は別次元で読むことができるはずです。
いきなり加藤大岳先生の解説を読むのは難しいという方は、384爻のそれぞれのページにあります「やさしい解説」だけを、まずは読んでみることをお勧めします。
易経には、その解釈について諸説あるため「やさしい解説」につきましては、漢文学者の公田連太郎先生や加藤大岳先生の解釈を折々に引用しております。
また、乾為天から順に読み進めるだけが勉強ではなく、日々、色々なことを占ってみて、得られた卦と爻の説明を念入りに、興味深く読んでみるのも良い勉強法だと思います。
ご自分に合った形で活用されてください。
易占いの上達法は、たくさん占い、たくさん解釈を試みていくことだと思います。
必ず記録を付け、後になってどのような結果となったか…、
もし外れていたら、何が原因で外れてしまったのか解明することが大事です。
得られた卦そのものが明らかに違っていたということもあるかもしれません。
(それは集中力の問題か?他にも原因は考えられます)
または、得られた卦は合っていたが、解釈を間違えたということもあるはずです。
それら解明の蓄積が、易の上達につながりますので、ぜひ探求心をもち楽しんで、たくさん占ってみましょう。
しかし、自分で毎日1つずつ占ったとしても、384爻すべてのパターンを自分の占例として得るまでには、それなりの時間がかかります。
また初学のかたは特に、占ってみたはいいけれど、どのように解釈に結び付ければよいのかコツが解らないという時期もあります。
この「占例集」のページは、そうしたことの対策に役立つと思いますので、サイト作りの最後のほうになってしまうかもしれませんが、たくさんの占例を掲載する予定でおります。
自分で占うことが何よりなのは勿論ですが、それと並行して他人の占いを例として読むことも助けになると思います。
私も、ずっと勉強を続けていく身ですので、皆さんと一緒に楽しんで学んで行きたいと思っております。